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【ミスター枕投げ解説・後編】JO1枕投げ部の凄さを語ってみる@GYAO JO1House3 #3

皆さん、こんにちは!ミスター枕投げです!
JO1HOUSE Season3 #3の放送が2021年5月21日(木)にございましたね。前編から間が空いてしまいましたが、番組をもう一度見て楽しんでいただけたら嬉しいです。

この記事では、JO1 HOUSE Season3の#2 & #3で繰り広げられたJO1さんの試合を「スポーツ枕投げ」の視点で解説します!是非、伊東市の全国大会にも来て欲しいな…。
 
解説とかどうでもいい方はこちらから本編をご覧ください!

前編では全日本まくら投げ大会in伊東温泉とは?ルールは?などの基本事項もご説明してますので、後編の前に見ていただけると、より理解していただけて楽しめるかな…と思います!

前回までのあらすじ

全国選抜チームに見事勝利!!

(2:00〜)前回の番組でJO1メンバーが対戦した「全国大会選抜チーム」、それぞれの選手が非常に強いメンバーだったのですが、與那城さん(リベロ→アタッカー)の筋肉と動体視力が魅せた決死のピローにより敵チームの大将と相討ちとなって勝利しました。素晴らしい試合でしたね。

大将の渡邊もかなり追い詰められて、足の甲を擦りながら避けておりました。ちなみに、渡邊も枕投げにかける情熱は一桁違います。東京予選会ではガチの漢泣きをするくらい熱い男です。(2:10)

しかしながら、さらに上のチームをご用意しております。
「日本代表最強ドリームチーム」の皆さんです。どのくらい最強なのかをご説明しますね。少し長いミスターの語りになってしまうので、JO1メンバーのことを知りたいスルースキルの高い方は、飛ばしてくださいね。

と思って書き始めたら、ミスター枕投げの愛が強すぎて、すごい長くなってしまったので、別の記事で書きます。興味があれば、またいつか見てくださいませ。

日本代表最強ドリームチームとの対戦前

遂に相見(あいまみ)えた全日本まくら投げ大会のレジェンド達。伊東最後の砦・鈴木、いぶし銀アタッカーのミツ、鉄壁の近藤、

を擁する最強メンバーです。本当に強いです。
 
本当に強いので、JO1メンバーに対して、さらなる特訓や秘技を伝授しました。試合の前に、どんな変化が起きたのか。番組で放送されていなかった第一試合と第二試合の間のことについて、簡単に解説して参ります。

 
まずは鶴房さんオリジナルの投げ方(3:00)を編み出したと語っておりましたね。最初からコントロールも良かったですし、鶴房さんが前編でダブル投げにチャレンジしているんですね。一度に二枕を投げるので、攻撃の手数が増えるようにも思いますが、実は「枕数」的にはデメリットも多いです。本来、彼が得意とするのはショルダー投げでした。

横回転をかけて揚力(飛行機が飛ぶ原理)のようなものを発生させて(しないけど)、ホップする枕を投げるベルヌーイ投法とは対極的に、ショルダー投げというのは上から下に縦回転をかけてフォークボールの様に落ちる枕を投げる投法です。イメージとしては枕の中身が寄った状態だと不規則な回り方しますよね。それを利用し、コントロールして落とします。

JO1メンバーの中では高身長な鶴房さんは高いところから、相手の足元に落とせますし、コントロールも良いので、この投法をダブルでやれば良いのではないかという話をして特訓し、めっちゃ早い速度で習得しました。圧倒的に飲み込みが早いです。そして、めっちゃ素直。後輩にいたら色々と教えてあげたくなるタイプです。

ただ…本編では、それを発揮することなく就寝してしまいました…。
例えるなら、前編の14:40〜の練習で投げた枕に縦回転がバリッバリにかかった枕を相手の足に落とすコントロールを得たというイメージです。

「ココねッ!!」と構えた場所にバシーンと決めてきた時には歓声が上がりました。「最後の切り札」として本番では温存されています。

JO1メンバーも「ポジションオーダー」の考えを取り入れて、「体力」、「相手との相性」、「切り札」の作戦を立てておりまして「完全にスポーツやってる人の目」に変わっておりました。前編の練習の時と後編のメンバーの顔つきを見て欲しいです。

意外だったのは景瑚さん。番組中は、お茶目な雰囲気だったのですが、実際は、かなりガチってました。「全国大会行きたいです」というのも冗談っぽく聞こえますが、戦術や投げ方について真剣に聞いてくださいますし、全国大会の開催日を聞いてくれて「本当に全国大会出たそう…?」って思ったので、本当に来てくれたら嬉しいですね。

そして大きな変化があったのは豆原さんかなと思います。企画が決まった時に豆原さんが修学旅行に行けなくて、「修学旅行で枕投げとかしたかったなぁ」って話されたそうなんですね。前編では「修学旅行で枕投げをしたことがない」と話されてましたが、活動の関係もあって最後の思い出を作れなかったのではないでしょうか。

それで、今回の企画が決まったらしいのですが、景瑚さんも言っているように「枕投げ部ってなに?」状態だったと思います(笑) (#2 2:30)

ミスター枕投げが出てきた時も、ちょっと半笑いでしたから、もしかしたら「なんか訳わからん展開になってきたー」って思っていたかもしれませんね(笑)
 
しかし、全国選抜で大将を経験して、チームメンバーに守ってもらいながら勝利をしたことで豆原さんの動きも大きく変わっていたと思います。

そのあたりを意識しながら、見てみましょう。

VSドリーム第一セットのオーダー

第一セットのオーダーは大将:金城さん、リベロ:景瑚さん、アタッカー:木全さん、大平さん、瑠姫さん、サポーター:鶴房さん、豆原さん、與那城さんです。

このオーダーの趣旨としては、体力温存・切り札温存の側面があります。前試合はラストまで続く試合が続きまして、リベロ&大将で体力を消費している豆原さん、與那城さんをサポーターへ。切り札的存在の鶴房さんを相手に見せずにサポーターへ。
 
そして、金城さんが大将になります。実は金城さんの攻撃性なのですが、最初は暴走気味だったのが安定してきまして、ズバッと大将にオーダーされました。この采配がかなり良かったと思います。
 
それにしても、景瑚さんがタフ過ぎる。あの細い身体にどんなエネルギーがあるのでしょうか。リベロの布団って結構な重さなんですよ。與那城さんが「結構、重いですね」と言うくらいなのですがね…。

ドリームチーム注目の選手陣

ここで、敵チームの情報を挟みます。大将は「伊東最後の砦・鈴木」。第一回の全国大会のチャンピオンでございまして、その後、第三回でも優勝。第七回大会では小学生の部で優勝していた息子さんが中学校に上がって、本チーム入りして中学1年生5人、鈴木含 む大人3人のチームで全国制覇しています。

後発の育成もしている50歳の現役最高齢(だと思われる)のトッププレイヤーです。

中学生は撮影日、学校でした。

もう一人の注目選手は「いぶし銀のアタッカー」の山野辺です。所属するブランホワイトというチームは首都圏予選会二連覇。両手投げの女神と呼ばれる女性大将を中心とした「超攻撃型チーム」です。49歳。

キッズもチームの一員です

こういった選手像から分かるのは、真のピローファイターは「緩急を操る」ということです。力や速さは重要な要素ですが、それだけでは勝てないのです。

ちなみに、リベロをしている「鉄壁の近藤」の浴衣は特注品。チャンピオンズリーグでMVP(Most Valuable Pillow)に選ばれた跳躍力が抜群の選手です。穴熊戦法を得意としています。

VSドリーム第一セット開始(3:40)

試合開始4秒(4:45)、いぶし銀の第一投が木全さんを捉えます。起き上がりのスピードが段違いなのが分かりますか?起き上がり=布団からフィールドへ辿り着く時間です。起き上がりの時間が最初の攻守を決めるのですが、そこの出鼻を挫かれました。

これは木全さん、しょうがないです。いぶし銀と対面になってしまったので、運が悪かったですね。ふて寝キャラは番組的には最高でした(笑)これを機会に起き上がり直後に就寝することを「ふて寝」と呼びますね。

開始8秒(5:20)、「大平さんのフォーム、めっちゃ綺麗になったなぁ」と感慨深くなっていたのですが、いつの間にか就寝していましたね。この時、敵チームの鈴木が「緩い山なりの枕」を大平さんの目線の外から入れてきてます。

これがドリームチームの本骨頂。番組のことなど構いもせずに二連続就寝です。
「立体的に枕を投げる」これがポイントなのです。空中を使うことで目線を外す、対角線上に投げることでフィールド内の枕の対空時間を延ばして避けるスペースを減らす、速くて直線的な枕で仕留める。
 
この華麗な技術によって、そのあとの展開は「ドリームチーム圧勝」でした。
(6:05)のあたりは青6番がリベロ横から枕を抜いていこうとしている時に、いぶし銀の鋭い枕が大将を捉えました。

金城さんが思わず瑠姫さんを守ってしまった形ですね。
ここで金城さんはガックリと頭を落としてしまいます。

試合直後の空気は、ちょっと重めでした。

しかしですね。そのあとが胸熱な展開でした。豆原さんが中心となって、チームメンバーに指示を出したんです。豆原さんはメンバーの中でも年少の方ですよね?最初、チーム内でも控えめだったのですが、大将の経験が活きて、さらにはサポーター側で試合を見ていたからだと思うのですが、試合の全体像を何か掴んだようでした。

豆原さんは、金城さんに対して大将の動き方や目線について話します。番組では流れていませんでしたが、とても真剣にアドバイスしていて、相手チームが「大将を狙いに来る」という戦術に対して、青○番をマークした方がいいサポーター側から見た相手の動き大将が攻めるべき時や守りに入るべき時などを金城さんにアドバイスし、それを金城さんも真剣に聞きます。

他にも「リベロとアタッカーは、なるべく大将を守って「サポーターの指示を聞きながら動いて」など具体的なアドバイスをメンバーにしていました。凄く頼もしく成長した様に感じます。

ふて寝の木全さんも積極的に感じたことをシェアして、年齢関係なくチームがまとまるのは凄く嬉しいですね。

次の二セット目が始まる時、瑠姫さんが「豆ちゃんの思い出つくろう!」みたいなこと(呼び方とか曖昧です、すみません)をメンバーに言っていて、それに頷くJO1メンバーを見ると、高校生活での思い出をたくさん作れなかったであろう豆原さんを喜ばせたいという気持ちが皆さんの中にあったのではないでしょうか。

VSドリーム第二セット開始(8:10)

第二セットのオーダーは大将:金城さん、リベロ:與那城さん、アタッカー:木全さん、大平さん、瑠姫さん、サポーター:鶴房さん、豆原さん、景瑚さんです。

試合開始(8:32)。このセットから金城さんが覚醒します。待機時間中、すぐ起き上がれる様に頭も若干浮かせてるのよ!気迫がすごい。

起き上がりのスピードも改善されています。金城さんの枕をとって、すぐに後ろに下がるのは豆原さんのアドバイスです。
 
枕を持つ=攻撃の手段を持つことで、相手への牽制になりますからね。
ここから、よく聞いてください。豆原さん含む、サポーター陣の「声かけ」が具体的になっています。
 
(8:50)そして、攻撃の連携が取れている中で、大平さん。彼はフォームがめちゃくちゃ綺麗で、ベルヌーイ投法のホップさせる投げ方を会得してるんですよね。「アタッカーになったら花が咲く」は冗談ではなく、本当に実力があります。

しかし(9:20)で、大平さんは持っていた枕に当てられてしまい就寝です。浴衣や持っている枕に当たっても就寝になってしまうのがルールなんですね。

敵チームはダブルクロスを使っているので、両サイドのアタッカーがタイミングを合わせて投げているのも、スローで見ると分かると思います。一枕一寝の攻防ですね。

そしてここでも、豆原さん。アドバイスをしっかり入れています。この試合でみんなを引っ張っていったのは確実に豆原さんでした。実際、強敵を前にしてミスター達や撮影陣は「これは強すぎるな」と若干の諦めムードもあった様に思います。

その時でも諦めない姿勢を持っていたJO1メンバーでしたが、その中心には豆原さんがいて、それを大将の金城さんが受けとめている様でした。

(9:56)で木全さんが一回転して、就寝。これなのですが、番組内では「何やってんねん」って感じでしたけど、結構仕方ないんですよね。

この場面でフィールドの後ろまで押されて、場外にならない様にバランスを取った結果、当てられてしまった形です。ポジティブに考えれば、この時に大将サイドを狙われていたら、結構危なかったのですが、木全さんが隙を見せて、そこに枕が集中したので、ピンチを凌いだとも言えますね。バラエティ番組がスポーツ番組になりかけてたので、面白い要素を入れてくれて感謝です!

さて、ここで3vs4。敵チームは穴熊という戦法を使います。
穴熊は将棋の戦法にあるのですが、リベロの後ろに大将とアタッカーを置き、斜めにもう一人のアタッカーを置きます。

強い守りに入り、相手の攻撃を受け流す→相手チームの「枕数」を減らす→攻撃が来なくなったところで総攻撃

という定石です。例え攻撃が鋭く入ったとしてもアタッカーを一人消費すれば、ノーリスクで最前線まで出て攻撃できるので、ここで無闇に攻撃をして失敗すると、その後が非常に厳しくなる訳です。

枕数にも注目すると、JO1チームが3個、残り7個が敵チームです。
かなり劣勢ですね。試合開始直後に金城さんが焦ってすぐに攻撃をして、残り枕数が2個になったタイミング。その時です。

校長先生が来たぞぉ〜!!(10:24)

至適!!!ミスター枕投げとしては、「金城さん、待って!相手穴熊だから枕数温存して!!」と思っていたところに、景瑚さんですよ。僕らの景瑚さん
 
先生が来たぞぉ〜!コールは10秒間、相手チームの枕を回収できるのですが、このタイミングで使うのは最高のタイミングです。仕事してる!!って感じです。サポーターには「コーラー(コールする人)」という役割があって、ガチのチームはタイマー横に張り付いて、指示とコールを行うのです。

この劣勢状況でのコールはJO1メンバーを救った訳です。あのまま、攻撃を続けていれば、負け・もしくはアタッカー1人は確実に削られています。
 
そして、先生より偉い人を連れてくるという景瑚さんのユーモア。景瑚さんのこういうところ、本当に好きだわ。クラスにいたら絶対仲良くしたい。冷静に試合を見ていたのでしょうし、「先生が来たぞぉ〜」コールの重要性をミスターはレクチャーの時に散々言って他ので、それを素直に守ってくれたのも嬉しい。

これによって、枕数は8個-2個に逆転。敵チームは守りに入ります。
ここで煽る!レジェンド鈴木!ただ、これは馬鹿にしているとかではなく「投げてもらわないと困る」のですよね。このセットは片方のチームが先生が来たぞ〜コールを使っているので、敵チームは使えません。枕数がなくて焦っているんですね。

なので、油断していた訳ではありませんでした。

金城さんが最前線に出て(10:46)、いぶし銀のタンクアタッカーの隙間を突いて敵チームの大将の足に鋭い枕を叩き込みました。

最高です!!最高の試合展開!!

金城さんが「煽られた瞬間、イラーっとした」と言ってましたけど、「相手が左右に動いた先を狙った」とも言っていたので逆に冷静じゃない!?って感じです!

なんだろう。激昂すると逆に冷静になって強くなるキャラクターですかね。グラップラー刃牙1巻に出てくる末堂厚のようとでも言いますか。

スポーツ選手のゾーンに入ったみたいな視野にならないと、そんな狙いできないですよね。金城さんの集中力はここから、さらに増します。それにしても勝った瞬間に、まずメンバーの方を振り返ってガッツポーズしながら全員とタッチするのが良いですよね。

あと、就寝させた瞬間、凄い喜ぶけど、すぐにクールフェイスになるのもなんかいい!

VSドリーム第三セット開始(13:05)

第三セットのオーダーは大将:金城さん、リベロ:與那城さん、アタッカー:豆原さん、景瑚さん、鶴房さん、サポーター:瑠姫さん、木全さん、大平さんです。

大将を金城さんに据え置いた豆原さんの判断も、ちゃんとメンバー見てるなーって感じがしました。

第三セット始まり(13:34)、敵チームの先生コールです。勝負を決めにきました。相手の流れを断ち切りたいのでしょう。攻撃とコールの同時タイミングが見事に決まって鶴房さんが就寝です。

コール直後(14:04)の青5番をみると最前線にきてますよね。これをされてしまうので第二セットのタイミングがよかったんですよね。ここにきてピンチが襲います。

ここで金城さんの避けですよ。四連続の攻撃を見切ってしっかり避けてます。確実にドーパミンがどっぱどっぱ出て、周りがスローに見えている!!

金城さんによって、最初のステップによって山場は越えましたね。しかし、ここで豆原さんが就寝させられてしまいます。

ピンチになった(14:45)ですが、金城さんの顔。肩で息をしているので体力的にもキツいはずなんですよ。でも、集中力は誰よりも高めてます。しかしながら、(15:07)で景瑚さんが就寝。慎重さを取り戻した敵チームは、金城さんの動きが良いので、周りから確実に削っていく戦法に切り替えています。

この時の周りの顔、やっぱり、ちょっと諦めムードありませんか?

情勢は2人対5人、攻撃できる選手としては1人vs4人なので、実際、かなり劣勢です。先生コールも残っていません。
 
(15:43)で金城さんが一人就寝させていますが、ガッツポーズもせずに淡々としているのは、あの場では緊張感を本当に切らすことができない場面なんですね。体力的にも、與那城さんがアタッカーになるまで残り1分弱。体力的にも非常に厳しいです。この時もまだ、活気は戻りません。

ただ、この金城さんの渾身の就寝が流れの糸口を引き寄せたのはたしかです。金城さんは番組よりも目の前の相手を寝かせることに全集中してましたね。

(16:28)では、リベロの與那城さんが相手の動きをよく見て守れています。


そして(16:34)です。
ここのノールックかつ内側に巻くようなピローによる就寝。
肩に負担がかかる投げ方なのに、本当、頑張って投げた。
 
ここで金城さんが小さくガッツポーズをしていますが、気持ちは本当によく分かります!!そのあとからの金城さんの立ち居振る舞い、枕を周辺に集めて、(17:01)の眼光よ。ガチものなのよ。スポーツやったら分かると思いますけど、結構な極限状態だと思います。

枕を避けながら、投げる。しかも上下運動って、大変なんですよね。
その中でも集中力を切らさない風貌。武士のような姿勢。絶対に寝かす!という気迫。凄すぎます。

(17:14)の敵チーム鈴木の空中から攻めてきた枕。危なかったですが、ミスター枕投げ視点では、金城さんは相手の動き見てるので、あれは見切ってます。一度やられた戦法は二度目は通じない。そんな強キャラ感出てますよね。

敵チームの鉄壁の近藤も確実に相手の枕を止め、足元に落とし、後ろに送っています。枕数の概念も理解しているようで、極端には減らしません。

そこで出たのが、(17:40)の動き!!ここがやばい!
與那城さんの横移動と金城さんの横移動、バッチリ噛み合ってるの凄すぎる!

膠着状態なので、リベロ終了前に相手を寝かせたい。撹乱しておきたいという気持ちが重なったのか、動きまでシンクロして、敵チームの体制を崩しました。

リベロ終了後、敵チームはアタッカー3人体制で一気に仕留めに入ります。鉄壁の近藤の変わり身の速さからも、ここで勝負を決めにきています。

(17:49)で敵チームが大将に二段攻撃を仕掛けたと同時。與那城さんのジャンプした足に枕が当たって就寝となってしまいます。

このシーンを別角度からよく見ると、避けた後に「もう一度、足をあげて当たりにいってる」んですよ。分かりますか。最前線の相手選手(鉄壁の近藤)が、かなり近い距離から大将を狙いにいってますね。

そこに気づいた與那城さん。恐らくジャンプした瞬間に敵チームの奥の選手(鈴木)も投げ始めているのに気づいたのでしょう。

枕の軌道を考えて、どちらか一方は防がないと大将がやられると反応して、よく見ると、空中でさらに飛んでます。いやいや、人間かこれ。これは與那城さんが守っていなければ、金城さんは今頃、お布団の中です。

しかし、状況は厳しく1vs3。リベロもおらず、短期決戦でなければ負けます。
ここで、金城さんが大将で良かったのは「攻撃への姿勢が人一倍強い」ところなんですよね。普通はここで攻めきれずに押し負けるパターンが多いのですが、金城さんは、全く諦めてませんでした。

そして、運命の(18:59)のタイミング!
相手の枕数が0になったのを見て(ここでもバリバリ冷静な判断)、最前線へ。
ここで一枕は大将のいるゾーンへ投げます。ここが良かったのは、大将のみを狙いにいっていることが相手に伝わったことでしょう。

実際、敵チームの鈴木さんは、金城さんの攻撃が初めて間近にきたので、横に逃げました。そこを追撃した金城さんのノールック…ジャストミートで、綺麗に足元に刺さる!!!やばすぎる!!マジで凄いよ!!

普段なら二つの枕を持った状態から、素早く装填して、的確に投げられないですよ。しかも、1枕を相手に与えた状態で残り10秒。あのタイミング以外に決めどころなかったでしょ。
 
もし外してたら、残り時間はアタッカーを一人切って、試合終了でした。
勝負を分けたのは、守りを捨てて攻撃へ振り切ることができた金城さんの資質と集中力。武士の居合いのような枕と気迫。正確なコントロールです。

素晴らしい試合でした。何回も見てる。
勝った瞬間に與那城さんが両手を挙げてかけよってるのも熱いし、ちょっと諦めムードだったメンバーが凄い勢いで起き上がって喜んでいるシーンも熱すぎる!!!

景瑚さんもめっちゃ声あげてるし、みんな笑顔だし、クールな金城さんが感情めっちゃ出してるし、凄い良かった。

JO1さんと枕投げができて本当に良かった。

後半、激アツの場面が多すぎて、とても長くなってしまったのですが、いま見ても込み上げてくるものがあります。

ここからは、余談になってしまうので、飛ばしてくださって良いのですが、ミスター枕投げとして、JO1の皆さんにはとても感謝しております。

実は、これから枕投げ大会、もっと面白くなるぞ!というタイミングでコロナ禍になってしまい、全く活動ができず、再開の目処も立っていませんでした。

「スポーツ枕投げ」は、せいぜい、誰かの思い出を少しだけ彩るくらいのもので、有事の際には日常に影響を及ぼすことが少ないので、こういうときには真っ先になくなってしまうんですよね…。

それでも、「枕投げがキッカケで結婚して、ブーケトスは枕でした」とか「特技が枕投げって自己紹介でだれかと打ち解けられた」とかって話を聞けるのは、とても幸せなことです。

そんな喜びを長い休止期間の中で、ミスター枕投げは忘れてしまっておりました。豆原さんがJO1の絆が深まったと言ってくれて、メンバーの皆さんが全国大会に出たいと言ってくれて、JAMの皆さんが楽しんでくれて、そういうのを見て、まだまだ頑張ろうと思いました!

他にも、JO1の皆さんによって起きた変化や伊東市での動き、番組では流れなかったエピソード、リクエストいただいた選手として採用するなら?みたいな内容などなど、書きたいことはいっぱいあるのですが、この記事は本編を少しでも楽しんでもらうためのものでございますので、それはまたの機会に、こそっと書かせていただきます。

それでは、またどこかで。ミスター枕投げでございました!

参考サイトと宣伝等

全日本まくら投げ大会(公式)

社員旅行で枕投げ

枕投げの基本ルール

ミスター枕投げの雑記

枕投げのことはあまり書いてません