福井県の名湯・芦原温泉で、今年も「学生枕投げ選手権」が開催されました!全国各地から集まった26チームの学生たちが、温泉旅館の大広間で枕を片手に真剣勝負。枕投げと聞くと、つい修学旅行の夜を思い出してしまいますが、この大会は一味違います。ルールがしっかりと決められた競技としての枕投げ。温泉地ならではの特別な空間の中で、青春の熱戦が繰り広げられました。
北陸新幹線開業でアクセス抜群!温泉街もますます賑やかに
あわら温泉が今、さらに注目を集めています。その理由のひとつが、昨年3月に開業した北陸新幹線の芦原温泉駅。東京方面からのアクセスがグッと便利になり、多くの観光客が訪れるようになりました。温泉街の宿泊施設や飲食店も賑わいを取り戻し、まさに活気があふれています。そんな盛り上がりをさらに加速させるイベントとして開催されたのが「学生枕投げ選手権」。若い世代に温泉地の魅力を伝え、新たな観光資源としての可能性を広げる目的もあります。
昨年よりもパワーアップ!熱い戦いが続出
この大会がスタートしたのは2024年のこと。芦原温泉開湯140周年を記念して初開催され、全国から32チームが集まりました。思わぬ名プレーが次々と生まれ、大将を守るために鉄壁のディフェンスを見せるチームや、必殺の枕スローで敵を一網打尽にするプレーヤーも現れました。今年はさらに戦略性が高まり、よりレベルの高い試合が繰り広げられました。試合の合間には、選手同士の交流もあり、チームの垣根を超えた友情が芽生える場面も見られました。
戦いの舞台は、老舗温泉旅館「清風荘」
大会の会場となったのは、芦原温泉の名旅館「清風荘」です。ここは、源泉かけ流しの温泉を誇るだけでなく、イベントにも積極的に取り組んでいる宿。カルタの公式大会が開催されたり、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のスポンサーとして麻雀イベントが行われたりと、伝統とエンターテインメントが融合したユニークな旅館です。
今回の大会では、大広間に布団を敷き、その上で熱い試合が展開されます。
注目のチームは前回優勝の「富大枕部-まくLOVE♡-」
前回、見事なピローで優勝をした富大枕部。二連覇をかけて戦います。
しかし、今回の大会では全国大会6位の実力があるkapao-kakarikiの大学生チームが参加。選手の多くは社会人になっているため、3名が経験者とのことです。チームを引っ張っていけるかがポイントです。
優勝は「kapao kakariki」
決勝戦は5セットマッチでの対戦。
前回優勝チームの『富大枕部-まくLOVE-』と全国大会6位の『kapaokakariki(新潟・金沢)』の対戦となりました。
これまで1セットも取られずに決勝に進んだ『富大枕部-まくLOVE-』
全国大会の経験者3名と初参加5名の大学生版kapaokakariki。
試合結果は3-0でkapao kakarikiが学生まくら投げ選手権、初優勝!
富大枕部-まくLOVE-は惜しくも二連覇を逃しました。
熱い試合が繰り広げられた学生まくら投げ選手権inあわら温泉!
第3回もお楽しみに!
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