2019年9月28日(土)〜29日(日)にかけて全日本まくら投げ大会in木更津 千葉大会 J:COM杯が開催されました。
今年で3回目の開催となる千葉予選会は総勢26チーム200名以上が参加して全国大会の出場枠を競い合いました。その結果はなんと史上初の結果に…。
今回は第3回の千葉大会の様子をレポートしていきたいと思います。
前日練習で初参加チームも上達!
千葉県予選会では恒例の前日練習会には7チームほどが参加しました。ルール説明だけではなく、投げ方、戦略、ポジションのコツ等々をレクチャーすることで「ただ試合をする」だけではなく、強くなるための練習会を実施することができました。
ちなみに上達してくると、このような感じで枕を投げ始めます。
フェイントをかけながら枕の軌道をコントロールして投げる高度な技。
初参加のチームも試合を重ねるごとに上達し、常連チームとの交流試合や複数チームの混合試合なんかも実施されました。
他にも新技「リベロ抜き」も開発!リベロの布団の角を狙って鋭い枕を投げることで、リベロ裏の大将を仕留めるテクニックです。
※協力は伊東温泉入り隊のみなさん
高校生チームも参加も盛んな千葉大会
実は千葉大会には高校生のチームも多く参加しています。運営サポートには20人以上の地元高校生が参加し、実際にチームを組んで運営をしながら大会に参加しています。
今回、高校生は3チーム(kurakan、カメムシ、チームBOSS)が編成されました。
なんともユニークな名前のチームが完成いたしましたね。
ルールもしっかり理解できたようで審判としても選手としてもしっかり仕上がりました!
千葉県大会、遂に開幕!
そして迎えた千葉大会。毎年恒例の「元気くん」の選手宣誓エナジーを皮切りに予選リーグがスタートしました。この大会では6リーグに分かれて、上位2チームが決勝トーナメントに進出するという形式で実施されています。
さすがは老舗の予選会、1戦目からレベルの高い試合が実施されました。
やはり、勢いがすごいですね。この大会での勝敗の分け目は「起床の速さ」の一言に尽きると思います。
初手を制したチームはやはり強い。
さて、練習会で修練を積んだ高校生チームはどうだったのでしょうか。実際にリーグ戦の試合結果を見てみましょう。
なんと、1チームkurakanが予選リーグを突破しました。
決勝トーナメントは波乱になりそうですが、決勝まで試合結果を進めてみます。
ちなみに、注目の高校生チームでございますが…
決勝トーナメント 1回戦②
負 kurokan vs マックスファクター 勝
決勝トーナメントに進んだ審判チーム、とても初参加とは思えない試合で、各セットリベロ終了まで持ちこたえます。しかし全国2位のマックスファクター。リベロ終了後にタンクアタッカーによる大将ガードで確実に守りきり、マックスファクターが勝利。本当に惜しい試合でした。
決勝戦の結果は…
さぁ、前回優勝チームを打ち破り決勝に駒を進めた「まくらバスターズ」とDC杯を制した「ブランホワイト」の決勝戦。こちらの結果は動画に残っておりますので見てみましょう。
左 ブランホワイト 右 まくらバスターズ
ということで、なんと瞬殺…。起床の早さと的確な攻撃によって呆気なく勝敗が決まってしまいました…。
全国大会を制した「Gカッパーズ」も起床からの多段攻撃を得意としておりますが、「まくらバスターズ」は守り重視、布陣が完成して中盤から力を出していくチームですので、少し相性も悪かったのかもしれません。
先制攻撃を得意とするチームに対しては大将による即攻+アタッカーの一斉攻撃(韋駄天戦法:命名まくらバスターズ)をぶつけて対抗する他にないのでしょうか。
優勝はブランホワイト!
千葉大会の優勝はブランホワイトということで、地方予選会2冠となりました。ルールに則り、既に出場権を持つチームが優勝した場合には2位のチームに出場権利は下ろされますので、千葉大会代表チームは「ブランホワイト」と「まくらバスターズ」となりました。
全国大会は抽選でも参加することができますので、その他のチームも是非、全国大会を目指していただけたらと思います!
それでは!
【千葉予選会 最終順位】
優勝 ブランホワイト
準優勝 まくらバスターズ
3位 伊東温泉入り隊
4位 暖 君津木更津